軽種馬

 

優駿を育てる環境と人の心

日高管内における軽種馬生産は、地域の特産として重要な位置を占め、全国的に知名度が高い。
本町では、昭和30年代からアラブを主体として飼養されておりましたが、小規模経営が多く生産者の組織化を図るため、昭和40年11月平取町軽種馬生産振興会を設立し、情報の提供・産馬PR活動・生産基盤の強化等競走馬の資質向上に積極的に取り組み、競馬ブームを背景に需要が増大し、生産農家及び飼養頭数も増え、昭和48年末では、生産牧場70戸繁殖頭数500頭になりました。
現在、日本経済の長期低迷・外国産馬の輸入拡大と生産過剰・外国産馬出走制限緩和等かつてない厳しい環境にあるが、繁殖馬の資質向上と優良種雄馬との交配、育成技術の向上を図り強い馬づくりと販売対策に生産者一丸となって努力しているところです。
平取町軽種馬生産振興会および富川軽種馬生産者会会員の生産馬は全国各地方競馬での重賞制覇、中央競馬では数々のG1制覇の優駿が活躍しております。

直近の主なGⅠ勝利馬

馬名 レース名 生産牧場
コパノリッキー フェブラリーステークス (有)ヤナガワ牧場
レッツゴードンキ 桜花賞 (有)清水牧場
キタサンブラック 有馬記念、天皇賞(春)・(秋)、ジャパンカップ、菊花賞 (有)ヤナガワ牧場
オジュウチョウサン 中山グランドジャンプ、中山大障害 (有)坂東牧場
キセキ 菊花賞 (有)下河辺牧場

リンク先